2012年2月25日土曜日

将棋や囲碁を打つときに、かっこよく打つようになったのはどうしてですか? チェ...

将棋や囲碁を打つときに、かっこよく打つようになったのはどうしてですか?



チェスと将棋は元は一緒と聞いて、気になりました。


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古代中国では囲碁も将棋(象棋)も木製で平べったい円筒形の駒(棋子)を使用していました。盤は布製が多かったようです。だからいくら頑張ってもパチンと音をたてることが出来ず、またそれを恰好良いとする感性もありませんでした。現に中国語では石を打つとは言わず、「下石(石を下す)」と言います。従って恰好よい手つきで石(駒)を盤に打ちつけるようになったのは、碁将棋が日本に輸入されてからのことです(日本将棋がはたして中国象棋をルーツとするものかどうかは異論のあるところですが)。ピシリという音をたてることが日本人の美意識に合っていたのでしょう。良い音がするのは高級な盤の条件のひとつです。チェスでは派手な音をたてるのはマナー違反です(駒の底にフェルトが貼ってあります)。私はチェスをプレイするとき、どうしても駒を三本指で持つ気になれず、人差し指と中指を使用しています。



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将棋や囲碁は人間相手の勝負なので、実際の指し手も重要ですが、相手を威圧するために、強そうに、かつカッコよく指すようになったのだと思います。



強い人はそれぞれ打ち方に特徴があるような気がします。最近は渡辺竜王の指し方がカッコよく見えて、よくマネしています。中指と人差し指をまっすぐに伸ばして打ちおろす様は、やはり強そうに見えます(笑)。


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谷川さんの指し方は綺麗ですので、真似をしてみてはどうでしょうか。羽生さんは小学生の頃、消しゴムを使って駒の打ち方を練習したと聞きましたが、消しゴムが将棋盤にペタッと吸い付くように打てれば、手つきだけは一流かも知れません。又、序盤の駒組で、銀の頭に金を引っ掛けて、かちゃかちゃと音を立てて指したりしますが、これもやってみると良いかも知れません。後で銀の手直しが必要ですけど。


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打ち方の格好いい悪いは、個人的かと思いますが、

そういった頭脳ゲームの真剣勝負の姿勢が質問者様の目に

かっこよく映るのかもしれませんね。



ちなみに将棋は”打つ”と言いません。

囲碁は、”打つ” 将棋は、”指す” となります。


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「かっこよく打つ」というのがよくわかりませんが、駒や石を盤上に置くときの指使いのことでしょうか。これは見よう見まねというか、ある程度経験を積むと自然にそのような手さばきになる人が多いように思います。チェスの駒は形がまるで違うので、同じようにはできませんが。

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