2012年3月21日水曜日

プロの将棋士はコンピュータ将棋との対戦を禁止していますが、あれはいったいなぜ...

プロの将棋士はコンピュータ将棋との対戦を禁止していますが、あれはいったいなぜなのでしょうか?


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これについては、最新号の「将棋世界」誌にて、勝又清和五段の意見がありましたので、要約して書きます。



「日本将棋連盟は、プロ棋士の棋譜に対し、新聞社をはじめとするメディアから多額の契約金を頂いている。長年、将棋界の発展のために尽力していただいたことに大変感謝している。従って、たとえコンピューターが相手でも、プロのハンデ無しの棋譜が勝手に掲載されては、システムが成り立たなくなる。だから、適切な手続きを踏んで勝負の場を設定してもらえればいい。それだけのこと。」



なお、米長邦雄会長は、プロ対コンピューターの勝負を大舞台で行うことを提案しました。そのためには、許可なくプロがコンピューターと公の場で対局してはいけない、と言う通達を出したのです。決して「プロが負けると権威が落ちる」という理由ではありません。「やるなら堂々と衆目の前で」と言うことです。



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コンピュータが強くなった今は、プロが負ける可能性が高まってきました。

負けたらプロとして恥だし、プロって言うか日本将棋連盟の必要性もなくなるからです。

ですから対戦することを禁じれば「コンピュータが強い」ことを証明できないでしょ。

「人間が強い」ことも証明できませんが・・・


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負けてしまうからではないですかね。

プロとしての評価が下がってしまうしね。

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