将棋とチェスってルールが似てますけど、どっちかが真似したんですか?
それとも偶然似たようなゲームが誕生したんですか?
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将棋もチェスも先祖が同じです。つまり、親戚のようなものです。元になるのはインドのチャトランガというゲームだったと思います。それが西へ流れてチェスになり、東へ流れて将棋になったと思えばよいでしょう。東アジアには日本の将棋以外にも中国の象棋とか朝鮮半島のチャンギとか類似のゲームがあります。ただ、日本の将棋のように、とった駒を再び使えるゲームは他には無さそうです。
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先祖が同じです。↑の方の言われる通りで、その後それぞれの文化によって変化して行ったわけです。
チェスのポーンは将棋の歩兵と同じ発生ですが、チェスの歩兵は正面に盾を持って戦うので斜めの左右にしか剣が振れないので、その位地の駒しか取れない。正面同士では盾がじゃましてお互い進めない、、、といったルールの差がありますし,中国象棋では「パオ」(火へんに包)は大砲なので、相手の駒を取る時には間に別の駒がなくてはならない。といった特殊な駒。また、歴史文化的に王様は宮殿の中から出られない、同じく宮殿を出られない近衛兵のような駒もあり、それぞれの民族文化によって変化しています。
日本将棋も、成立したのは400年程度前で、それ以前の「小将棋」「中将棋」「大将棋」などが元になって今の将棋になっています。江戸時代の古詰棋に「酔象のある詰将棋」という有名なのが残っています。酔象は中将棋の駒で、成ると「太子」になって「玉将」を取られても「太子」が後継ぎになって戦闘続行できる、、、、これも文化でしょう。
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