2012年3月28日水曜日

将棋のタイトル戦に7番勝負があります。 各地を転戦するのですが、もし途中でどち...

将棋のタイトル戦に7番勝負があります。 各地を転戦するのですが、もし途中でどちらかが4勝した時は、プロ野球の日本シリーズと同様にそこで打ち切りになるのですか??


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そうです。途中で終わると、その先の場所へは行きません。



補足:そうです。そのため、そういう融通のきく場所で開催されるのが常みたいですね。老舗の旅館とか。



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予定された旅館・ホテルなどで、キャンセルになった時は次年度以降に優先的に振り分けてくれるということを小耳に挟んだことがあります。


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その通りで、見れないリスクはあります。


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そのリスクはあります。原則的には七番勝負を4-0のストレートで決着させた場合5戦目以降の開催はありません。





ただし王将戦に限り指しかけ制度が存在します。これは七番勝負で星3つの差がついた場合、そこからは駒落ちの手合いで平手と香落ちの二番指すというもの。この制度を利用して升田幸三が名人を相手に香を引いたのです。現在はこの指しかけ制は有名無実化しており、3-0の星になったからといって香を引くことはありませんが死文の形で記録はされます。ただしこの場合でも5戦目の開催地セッティングはなくなりますから、会場を貸与する側からしたら早めの決着は美味しくないというのが共通認識ですね。


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当然打ちきりです。

第5戦目以降の宿はキャンセルとなり、宿には一銭もお金は入りません。そのため、女流のタイトル戦では、第1局、第2局は地方で行い、第3局以降は将棋会館での対局が多いです。(宿側も女流のタイトル戦でリスクを終えないため)

ただし、宿側もどうしても第6局、第7局を開催したいと希望することもあります。伝統であり、注目度も上がるためです。

例えば、王位戦の第6局、第7局の陣屋決戦は有名です。

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